武庫之荘ごきげんラジオ
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前行く人の歩く速度が違うだけでイライラ?ごきげんを保つ魔法の言葉を発明
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前行く人の歩く速度が違うだけでイライラ?ごきげんを保つ魔法の言葉を発明

  • やたろうさんが日常的に抱える「イライラ」の悩みと、その対処法について告白します。

  • 歩く速度の違いなど、些細なことでイライラしてしまう自分を変えるため、「なんて言いながら、まあどっか嫌いになれないんだけどな」というマジックワードを編み出しました。

  • この言葉を心の中で唱えることで、イライラが解消され、相手の良いところが見えてくるようになったという、ご機嫌でいるためのライフハックです。

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やたろう:お願いします。

ひら:はい。お願いします。

00:05

ひら:ええ、武庫之荘ごきげんラジオ。

やたろう:ごきげんラジオ。

ひら:という事で、はい。

やたろう:えっと、始まりました。

ひら:始まりました。お願いします。ごきげん情報をね。

00:13

やたろう:ごきげん情報を。

ひら:あの、伝える番組なので。

00:16

やたろう:そうですね、そういう。はい。

ひら:ちょいちょい忘れがちなんですけど、ごきげん情報としてですね、最近気づいたっていうか、発明したものがありまして。

00:25

やたろう:はい。

ひら:はい。なんか、あの、ま、前提として自分の心の狭さを皆さんにお伝えするようで大変申し訳ないんですけど。

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やたろう:いえいえ。

ひら:僕本当にあの、道歩いてるとですね、あの、イライライライラするんですよ。

00:39

やたろう:そうなんですか。

ひら:あの、駅とか、まあ、人がいっぱいいたりとか、あと朝も散歩してるんですけど、あの、朝5時に散歩するので、ほとんど人なんていないんですけど、それでもやっぱりすれ違う数少ない人たちに対して、ちょっとイライラするんですよね。っていう本当に良くない特性を持っておりまして。

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ひら:はいはい。

やたろう:というのもやっぱりなんかもう自分のマイルールであったりとか、自分の正義みたいなのがもう43歳男性一人暮らしはちょっと高まりすぎておりまして。

01:10

やたろう:おお。

ひら:なので、それとちょっと違う、あの、お流儀でいる人たちを見ると、どうしてもちょっと「えっ」て思ってしまって、ええ、ちょっとこうイライラしてしまうっていうのがあって。

01:22

やたろう:例えばどういうタイミングで?

ひら:あ、歩くスピードが違うとか。

01:26

やたろう:(笑)

ひら:結構ですね、もう、そうなんですよ、もう、結構なんです、だいぶ結構なんですけど。そうなんです。なので、まあ、それ、まあそれがまあ変な話、悩みなんですよね、僕としてはもう。割とですね、やっぱり年々それがどんどんになってくような気がしてて、どんどん不機嫌なあの、おじいさんに近づいてってるなと思ってて。

01:35

やたろう:面白い。

ひら:うん。

やたろう:はい。

ひら:で、なんとかしないとと思ってたんですけど、最近、で、あの、最近まではそれを思わないようにしようっていう方向に、なんとか持ってかないと、え、最初からその人のいいところをとりあえず見つけるみたいなことを、あの、ちょっとトライをずっとやってたんですけど、なかなか難しいんですよね。

02:11

やたろう:難しいですよ、それは。

ひら:そう、パッと見た時に、そのいいところからまず見つけるってことがどうやら無理だってことに気付いて、なので、とりあえず嫌なところはもうそれで認めようと。もう嫌な所ってか、気にならないところがあるのはもう仕方ないから、でもその後に、そこでもう終わらせるのではなくて、なんて言いながら、まあどっか嫌いになれないんだけどなっていう風に、あの、マジックワードを自分の中でこう、発生させる。

02:38

やたろう:なるほど。この速度の気になるおじさんがいるけれども、でもどっかちょっと憎めないというか、気になれないんだよな、みたいな。

ひら:そうそうそう。そう、って心の中でつぶやくことによって、あの、そうの言葉によってですね、あの、スパッスパッスパッスパッと、あ、そうそう、別にこの人こんな良いところあるし、みたいなところが、あの、あの、流れてくる。

02:54

やたろう:ああ、いいですね。なるほどなるほどなるほど。

ひら:という事で、だいぶこれでですね、僕は楽にあの、この2日間、まあ、2日間なんですけど。なりましてですね。

03:06

やたろう:いや、でも分かるなあ。でも、いや、実を言うと僕も5時半ぐらいに起きれた時は、そのまま散歩する習慣があるんですけど、でも、あの、なんとなく分かるのは、その朝ってちょっとご高齢の方の方が多いじゃないですか。

03:13

ひら:あ、そうなんですね。はい。

やたろう:あ、多いですね。はい。

ひら:むしろ僕らの年代ってほとんどいない。

やたろう:ほとんどいないですね。

ひら:だいぶ警戒されますね。

やたろう:そう、で、そう、じろじろ見られたりするじゃないですか。

ひら:そうなんですよね、そうなんです。

やたろう:で、逆に、要はエンカウント率が低いからこそ、その1人当たりのなんかキャラ性が際立つというか。

03:34

ひら:そうそうそう。そうなんですよ。群衆であればそこまで気にならないものが。

やたろう:そうそうそう。普段みたいにいっぱい人が歩いてたら多分気にならないんだけど、もう珍しく人に会うもんだから、その人の行動にこう、気が行っちゃうのはありますね。

03:47

ひら:ああ、分かります。

やたろう:そう、2人芝居状態になるんですよ。

ひら:分かります、分かります。

やたろう:だから昨日とかも、妙に真ん中をこの人歩くなあ、みたいな。ちょっと追い越したいんだけど、どっちから行けばいいか分かんないみたいな。

03:55

ひら:そうなんですよ。そうそう、え、分かんないですか、この気配が、みたいなことありますよね。

やたろう:はい。

ひら:でも、これ僕すごい、あの、大事な話だと思ったんですけど、そのご機嫌になるために。

04:08

やたろう:ご機嫌になるために。

ひら:いや、もうこれはある意味もう本来のテーマというか。

04:12

やたろう:そうですね、一番話しやすいというか。

ひら:ご機嫌ラジオ。

やたろう:でも、あれなんですよね。その、ちょうど僕も、子供、息子とかをどう育てればいいかみたいなのですごい悩んで、ほんと最近すごい悩んで。

04:25

ひら:はい。

やたろう:なんか、佐々木正美さんっていう、なんか割とこう児童心理学というか、あの、そういうののこう専門家の人の本を読んだ時に、やっぱりこの保育園とか幼稚園行き始めると、そのまず区別が始まる、と。

04:41

ひら:区別。

やたろう:はい。要は男の子だね、女の子だね、とか。

04:45

ひら:ああ、なるほどなるほど。カテゴライズ。

やたろう:そうですね。

ひら:いろんなものを知り始める。

やたろう:はい。その運動が好きだねとか、本が好きだね、みたいな。

04:51

ひら:あ、この子はこういう子、みたいなことですね。へえ。

やたろう:で、どこから来てる、とか。で、その区別が差別に変わる段階があるっていう話があったんですよ。で、これはでも健全なある意味成長で、そこをどう受け止めていくか、みたいな。もうこれは、あの、ほんとに人間当たり前じゃないですか。あの、私とやたろうさんが違うってとこからまず始まるじゃないですか。

05:14

やたろう:うんうんうん。

ひら:で、その、僕も、なんかこう、結構大学時代とかから、寛容、トレランスっていうのを、結構テーマだったんですよ。

05:24

やたろう:寛容。はい。

ひら:ま、研究の1つでもあったんですけど。

05:28

やたろう:あ、そうなんですね。へえ。

ひら:要はあの、すごい細かい話をすると、大江健三郎の、その先生に当たるような人、フランス文学者でいて、

05:39

やたろう:へえ。はい。

ひら:渡辺一夫っていう人がいるんですけど。

05:41

やたろう:へえ。はい。

ひら:その人が、あの、専門はフランスワ・ラブレーっていう昔の、えっとね、ガルガンチュアとパンタグリュエル物語っていうなんか巨人のね、なんか話とかがある。

05:51

やたろう:ああ、へえ。

ひら:すごいだいぶ昔の、あの、古典とかの専門家なんですけど、一方で、結構ヒューマニストというか、フランス語で言うとユマニストって言われるこう人間主義的なこうエッセイとかを書いていて、

06:04

やたろう:へえ。はい。

ひら:その中に、えっとね、これ間違ってる可能性高いんですけど、難しいタイトルで、寛容は、ええ、寛容、ええ、寛容であるために不寛容に対して寛容であるべきか、みたいな。

06:18

やたろう:なるほど。

ひら:多分、完全に忘れました。

やたろう:はい。

ひら:要は、不寛容に対して寛容は、不寛容にはなっちゃいけないはずなんだけど、寛容でいるべきなのか。

06:25

やたろう:そうですよね、その問題ありますね。

ひら:そうなんですよ。はい。で、なんかそのエッセイでは結局、いや、寛容であれ、みたいな感じだったんですけど、

06:34

やたろう:そうなんや。ガンジー的に。

ひら:いや、でも嫌なことされてもね、って。

06:36

やたろう:そうですよね。

ひら:てなるじゃないですか。

06:38

やたろう:そうですよね。

ひら:戦わないのか。

やたろう:いや、そうなんですよね。

ひら:これ何でだろうって思ってたんですけど、別の最近の本で、不寛容論っていう本があって、

06:49

やたろう:ほう。

ひら:森本あんりさんっていう人が書いたやつなんですけど、それに書いてた、確かそれだったんですけど、寛容ってそもそも、不寛容がスタートにあるっていう。

07:02

やたろう:ああ。

ひら:あ、これは面白い。

やたろう:今の状況と同じだ。

ひら:いや、いや、でもそうなんです。多分そうなんです。だから、不寛容って思わないと寛容にはなれないんじゃないかっていう。要は、なんか嫌な人がいたとして、需要じゃないですか。それをそのまま受け入れるってことが多分需要なんだけど、寛容になるっていう表現をするってことは、不寛容だったっていう前提がある。

07:25

やたろう:なるほど。

ひら:リファがある。はい。あ、これ面白いなと思って。でもそれをお、ちょっと入れるみたいなことが寛容なんだって。

07:34

やたろう:なるほど。だから100%寛容なんてないってことなんですね。

ひら:そうですそうです。でも、そのぐらいで人間いた方が、僕は。

07:41

やたろう:ああ。でもそうなんか。

ひら:そう、それなんか実地でたまたま今学んだのかもしれないです。

やたろう:いや、でもまさにさっきのね、その呪文のような、

ひら:はい。

やたろう:嫌いになれないんだよなとか、いいとこあるかもな、みたいな。のを添えるってのすごい。

07:53

やたろう:そう、ライフハックというか。

ひら:本当にそれを言うとですね、なんか、するするするするっと、その時凝り固まってた嫌いっていう気持ちだけ見てたものから、あ、でもこの人こんな良いところ、まあ、別に見ているだけなのであれなんですけど、なんか良さそうな人やんか、みたいな感じに思えたりするんですよ。

08:11

やたろう:でも、すごい、でも人間のコミュニケーションの根本ですよね、それ多分。なんか、その、ちょっと、例えば本当ポイ捨てする人とか僕絶対許せないんですけど。

08:18

ひら:そう。

やたろう:そうですよね、いますよね。

ひら:ま、正直これに寛容にはなれない気がするんですけど。

08:25

やたろう:そうですよね。

ひら:ただ、なんかどうしてもその瞬間って、そこに全部フォーカスがカメラがこう当たっちゃって、全部でその人の全人格、全体をこう否定しちゃうような気持ちになっちゃうんですけど、多分そうじゃない部分も、

08:41

やたろう:うん。

ひら:本当あるはずなんですよね、っていうところを一瞬引けるっていうのはなんか、

08:46

やたろう:そうですね。

ひら:紳士というか、

08:47

やたろう:冷静になる。

ひら:ああ、いや、本当に、うん。

08:51

やたろう:そう、まあ、なので、変な、心の暴走を止められるんですよね。

08:55

やたろう:なるほどね。

ひら:でも、その一瞬待てるのがすごいですよね。

09:01

やたろう:そうですね。

ひら:一瞬待つ。

やたろう:はい、そのなんか呪文を唱えるっていうところを、ちょっとメタで引いてないとできないですよね。

09:08

ひら:そうですね。

やたろう:そうですね、確かにね。そうそうそう。

ひら:うん。

やたろう:そうなんです。なんかでもすっとそれを、

ひら:できる?

やたろう:はい。

ひら:ああ。なんで急にこんなことをし始めたのかはあんまり自分でも覚えてはないですけど、なんかでもどっか嫌いになれないんだよなっていう。

09:24

やたろう:面白い。

ひら:でもそのフレーズがいいですよね。

09:27

やたろう:そうですね。

ひら:なんか、のび太君がジャイアンに対して言うような感じというか、なんて言うんだろうな。

09:33

やたろう:うん。

ひら:そっか、のび太君もジャイアンのことどっか嫌いになってないですよね。

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やたろう:あれだけの事されてたらもう憎しみそうですけどね。

ひら:そうですよね。

やたろう:ねえ、スネ夫含めちょっと嫌ですよね。

ひら:そうなんですよね。

やたろう:それを身守ってるしずかちゃん含め嫌ですよね。

ひら:そうなんです。そうそうそう。

やたろう:へえ。

ひら:はい、というのを。

やたろう:いや、でもすごい良いお話でございます。

ひら:はい、ありがとうございます。

やたろう:ありがとうございます。

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