武庫之荘ごきげんラジオ
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1話ワンカットの衝撃!Netflixドラマ『アドレセンス』が描く逃れられない現実
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1話ワンカットの衝撃!Netflixドラマ『アドレセンス』が描く逃れられない現実

要約

ひらさんが最近視聴して衝撃を受けた、Netflixのドラマ『アドレセンス』をレビューします。

この作品の最大の特徴は、1話が全てワンカットで撮影されていること。その手法が、物語のテーマである「逃れられない現実」を効果的に表現していると語ります。

13歳の少年が殺人容疑で逮捕されるという重いテーマを扱いながら、取り調べの様子、学校での聞き込み、残された加害者家族のその後など、多角的な視点で物語が描かれる構成の妙についても触れています。

文字起こし

03:00

ひら:では、武庫之荘ごきげんラジオということでですね、最近あの、ごきげんと武庫之荘の要素よりも、あのエンタメに振ってきてるなっていう、あの、

03:12

やたろう:お気づきでしょうか。

ひら:そうですね、ビシビシしておりますし、そのうち名前も変わる可能性が、ありますけれども、

03:19

やたろう:ローカルからの脱却。

ひら:そうですね。はい。ちょっと今日はですね、私が、あの、見まして、

03:25

やたろう:はい。

ひら:ちょっとレビューとかも書かせてもらったんですけど、

03:28

やたろう:はあ。

ひら:Netflixのですね、『アドレセンス』という作品。

03:32

やたろう:アドレセンス。

ひら:これがね、もうびっくりするほどすごい良かったんで、ちょっとあの、冒頭をちょっとやたろうさんに見ていただいて、

03:40

やたろう:はい。

ひら:それから話したいなと。

03:42

やたろう:あ、分かりました。

ひら:思ってるんで、ちょっと、はい、一回切りましょう。

03:45

やたろう:新しい試みですね。はい。

ひら:はい。

03:46

ひら:よいしょ。

03:51

ひら:はい。

やたろう:はい。

ひら:という事で、

やたろう:はい。今見終わりましたが。

ひら:冒頭の10分ぐらいと、

やたろう:そうですね、冒頭の10分と予告編を。

ひら:予告編を見ていただきましたけれども。

04:00

やたろう:はい。

ひら:ええ、いかがでございました。

04:02

やたろう:何の話か、映画かも、ね、話もしてないですけど。

ひら:ま、映画というか、全8話なんですか?

04:07

やたろう:えっとですね、全4話ですね。

ひら:4話。あ、じゃあ、これは一気見対象ですね。

04:13

やたろう:×まあ1時間なんで濃厚ではございますけれども。

ひら:そうですね。はい。で、まあどういう作品かというと、ま、13歳の少年の家に突然警察が、入ってきまして、ま、そこの場面をご覧いただきましたけど、で、まあ、え、なんのことだって家族はなるわけですけど、ま、それはあの、まあある殺人容疑でその少年が逮捕されて、その警察署に行っていくってことなんですけど、で、それでまあ、その本当にやったのかとか、まあもちろんそういうところも話の焦点にはなるわけなんですけれども、ま、なぜ起きてしまったのかとか、いう部分もそうだし、いろんなとこにフォーカスされていくんですね。その取調室。で、1話目は取り調べまでみたいな。で、2話目は警官が主人公みたいな感じになって、その彼がいた中学校というか、あの、そのスクールの様子、いろんな子供たちに話を聞いていく。

05:12

やたろう:これ過去には飛んでないんですね。

ひら:過去には飛ばないです。ずっとあの、進行してる、むしろあの未来に向かって。

05:17

やたろう:そうですよね。はい。

ひら:で、ええ、3話目が、その、なんかある心理士、その、ですね、あの子供の。

05:25

やたろう:ああ、なるほどね。

ひら:はい。

05:27

やたろう:そう、なってくるんですね。

ひら:はい、と、マンツーマンで話をするっていうので、で、最後が、ま、これがこのドラマのなんかすごい、なんかすごいなっていうところが、その残された家族のその後をやるんですよ。

05:40

やたろう:おお。

ひら:で、

05:42

やたろう:残された家族。

ひら:もう、要は加害者家族の。

05:44

やたろう:あ、被害者じゃなくて、加害者の。

ひら:はい、そうなんです。

05:46

やたろう:ああ、へえ。

ひら:で、ま、とにかく僕これNetflixの、でもほんと公開されてすぐ1週間ぐらいで、その視聴、

05:57

やたろう:最近のやつなんですか?

ひら:結構ね、2025年の、ええと、いつだったかな。ほんとにリミテッドシリーズ。

06:04

やたろう:そうなんです。

ひら:なんですけど、公開されて1週間か何週間かで、もうすぐその視聴数の記録、それまでの記録を塗り替えたぐらい、本当に世界中で見られてる、

06:13

やたろう:へえ。

ひら:イギリス制作のやつなんですけど、ま、すごいのが、1話ワンカットで撮ってるところ。

06:21

やたろう:ああ。なんか、はい、えっと、その前情報として、ワンカットで撮ってるっていう話を聞いて見させてもらってましたけど、僕多分途中まで気づかぬかった。

06:31

ひら:ほんとですか。

やたろう:普通に見てたら。

ひら:そうですよね。いや、そうなんです。まずそこがえげつない。

06:36

やたろう:なんかワンカットで撮るようなスケールのものじゃない。

ひら:あ、いや、本当にそうです。だからこの監督が、えっと、その『フッド』、なんか『ボイリング・ポイント』っていう、その前の作品も確かそうなんですよ、その手法でやっていて、なんですけど、

06:51

ひら:はい。

やたろう:いや、これがね、すごい効果的。だから、あの、もし、あの、説明すると、普通の、やたろうさんはね、映画好きなので、当然ご存じだと思うんですけど、聞いてる方にお話すると、その、普通は、例えばやたろうさんがカメラに向かって話してるけど、私に向かって話してる体で、こう斜めに向いて話します。っていうのを正面からまず撮りますと。で、そこでカットを入れて、今度カメラを私のほうに向けて、やたろうさんに話しかけてる風の僕をカメラが撮ります。で、カット。で、今度引いて、カメラがもうちょっと引いて、2人の話してる部分を撮る。で、はいはい。で、これがなんか、俗にあのイマジナリーラインっていうその、まあ空想なんだけど、その目線が合ってるような向きで撮ると、2人が話してるように見える。

07:44

やたろう:見える。

ひら:はい。

07:46

やたろう:映像マジック。

ひら:はい、とかある。で、要は普通の映画って必ずカットが入る、必ずって言ったらあれですけど。で、それを繋ぎ合わせていくのが編集、なんですけど、それをまあ、要は長回しっていうそのね。

07:59

やたろう:そうなんですよ。だから一発撮りをしてるってことですよね。

ひら:そうなんです。もう言ってしまえば、だから一発撮りを1時間の。

08:06

やたろう:1時間の1発撮り。

ひら:ありえないですよね。

08:08

やたろう:ありえない。

ひら:カメラの動きとしてもありえないし、役者さんのね。

08:11

やたろう:それこそ噛むことはないのか、みたいな。

ひら:そう、どれだけリハをやったのかっていうところもありますし。

08:16

やたろう:はい。

ひら:で、その緊張感が確かにあります。

08:20

やたろう:ありますし、びっくりするのは、その、その警察署まで行く、とか、最初の踏み込むシーンで既にドローンが使われてるんですけど、

08:29

やたろう:ああ。

ひら:はい。

ひら:最初警官の2人のちょっと子供に関するたわいもない会話がやってる時は、あ、これカメラマンさんがいて、撮ってんのかな、肩に乗せて、みたいに思うんですけど、そこから踏み込んで警察署に連行するとか、その踏み込む場所に行くまでもものすごいスピードでカメラがいくんで、これ人間じゃないんですよ。

08:51

やたろう:そうですよね。で、高さ的にね、車に乗って。

ひら:そうなんですよ。

やたろう:スピードコントロールもすごい難しそう。

ひら:そうなんですよ。だからえげつない技術も使われてるんですけど、で、まずそこが映像的にびっくりするんですけど、これがすごいのは、その、要は逃れられないっていうところをその、もうその映像の表現で表現してるっていうか。

09:12

やたろう:ああ。

ひら:その、

09:13

やたろう:そうですね。

ひら:はい。

09:14

やたろう:動き出したものは、現実はもう。

ひら:そう、当たり前なんですけど。

09:17

やたろう:まあ、その罪を犯してしまったことに対して、そっから逃げることはできないんだよ、みたいなことを。

ひら:それもそうなんです。で、あとやっぱ日常ってそうだなとも思うし、例えば、そうですよね。

09:29

やたろう:寝ても覚めても。

ひら:そう、当たり前なんです。まあ、それが終わると死ぬってことなんですけど。

09:34

やたろう:そうですよね。そうですよね。

ひら:ただ、例えば学校、だって学校もそうだったじゃないですか。その、

09:41

やたろう:そうですね。

ひら:なんかやっぱ学校が小さい子供たちにとってはイコール世界だったりするっていう、そこで例えば嫌なことがあると、もう、例えばもう本当嫌な話ですけど、ちょっと死にたい気持ちになっちゃうって、子供、大人からしたら、

09:55

ひら:そんなことでね。

やたろう:って思っちゃうけど。

ひら:そう、でもそういうものもなんか多分、そのワンシー、1話ワンカットで、すごい表現されてるんですよね。

10:05

やたろう:なるほど。

ひら:はい。だから1時間のものを1時間で撮ってるってことですよね。

10:08

やたろう:そうなんですよ。

ひら:時間の流れも全く同じってことですよね。

10:11

やたろう:そうなんです。もしかしたら、ちょっと謎の技術で、繋がっ、カットしてる可能性はあるんですけど。

10:17

ひら:なるほど。

やたろう:ありますよね。

ひら:はい。

やたろう:そう。その辺が、そうですよね、分かります。これが例えば10年前の映画やったらもう本当に神的な、

10:25

ひら:はい。

やたろう:ええってなりますよね。

ひら:ありますよね。

やたろう:昔からワンカットの映画ってありますけど、でもやっぱりそれぞれの時代で、特にこのドローン技術が入ってきたことによって。

10:34

ひら:ちょっと分かんなくなりました。

やたろう:分かんないですよね。

ひら:はい。

やたろう:で、しかも生成ができちゃうんだ、みたいなね。

10:39

ひら:そうそうそう。

やたろう:なんかそれこそコマ割りじゃないですけど、2枚の静止画があったら真ん中繋げられます、みたいなことが今技術としてあると思うと、なんかどこまでこだわってののかは分からないけれど、今まだギリギリこれに緊張感をを感じますよね。

10:49

ひら:はい。

やたろう:そうですよね。

ひら:どう、どうですか?最初の。

10:57

やたろう:あ、なんかすごい面白い。

ひら:あ、本当ですか。

やたろう:うん。なんか、え、これはもう公開当時からそのワンカットで撮ってますってのが売りなんですか?

11:06

ひら:いや、でも多分見て気づいた人が多いと思います。はい。

11:09

やたろう:うん。

ひら:で、多分その批評とかそのレビューを見てると、ま、そこにに対する驚きも結構上がってはいますけど、

11:17

やたろう:うーん。

ひら:うん。とにかくこの子供が小さすぎるっていう。

11:20

やたろう:いや、もうショックじゃないですか。だから冒頭でネタバレすると、まあ、要は、いきなりそのみんな寝てるとこに振り込まれて、いや、そそうしてるわけですよ。

11:29

やたろう:はいはいはいはい。

ひら:失禁しちゃってるわけですよね、びっくりして。で、こんな年端も行かない子を連れてくのかいでまず始まるんですけど、まあ、そこもなんか、ああ、どういうことがあったのかなっていうのはまたちょっと微妙にね、こう変わってきたり。

11:40

ひら:13歳ってまあ色々いると思いますけど、だいぶ幼く見える子ですね。

11:47

ひら:幼く見えますね。はい。

11:49

ひら:で、顔とかは幼いまま身長だけちょっともう高くなっちゃってるみたいな。

11:53

ひら:そう、そういう感じですね。

11:54

ひら:感じのイメージの子ですよね。

11:55

ひら:でもこの少年が、

11:57

やたろう:ああ。

ひら:これ、神童演技なんですって。

11:59

やたろう:うわあ。

ひら:すごい、何百人のオーディションで選ばれた14歳の少年で、これが演技初挑戦で、で、特に3話とか見ていただくとなんですけど、その心理士の対、マンツーマンでやる、とこの演技とか、もうやばくてですね。

12:17

やたろう:うん。

ひら:すごいですね。

12:19

ひら:はい。びっくりしました、僕は。

12:21

やたろう:へえ、楽しみ。

ひら:で、あの、ね、これぐらいの年齢の子の映画って、あの、よく作られますけど、本当に1年2年で全然違う。

12:28

やたろう:そうですね。

ひら:そう、本当に大人になっちゃうので、本当にそういう意味でも奇跡的に。

12:35

ひら:そうなんですよ。だから、アドレセンスってそういう青春とか思春期みたいな意味なんですけど、そ、ま、彼のそこを封じ込めてる意味でも、多分そうだなあっていうのは思いますね。

12:44

ひら:去年その、あの、『ぼくのお日さま』っていう映画があって、

12:47

やたろう:はいはいはいはい。

ひら:あの、それぐらいの年齢の子だったんですけど、日本アカデミー賞で賞取って、その時壇上上がった時にもう大人なんですよね。

12:54

やたろう:ああ、なるほどなるほど。

ひら:あ、違う、もうあの子がいない、みたいな感じになる。

12:57

ひら:そうかそうか。

やたろう:そう、なりますよね。

ひら:そうですね。あと、これちょっと脱線しちゃいますけど、勝手に僕が想像するのは、あの、柳楽優弥さんとかも、あの、

13:06

ひら:はいはい。

やたろう:まあ、是枝監督のね。

ひら:はい、とかもですけど、まあ多分今回のアドレセンスの主人公の彼も、その、ま、なんかインタビュー、別のインタビューで言ってたのを見てると、結構本気というか、もうちょっと演技と素の部分が結構混じり合ってやってたっていう。

13:19

やたろう:ああ、ああ、ああ。

ひら:で、だからこそのリアルさと映画的な面白さもあるじゃないですか。

13:26

やたろう:うん。

ひら:で、そこをちょっと成長していった時に、意識してやり始めた時に、すごく葛藤が出るんじゃないかなと勝手に思いました。

13:35

やたろう:なるほど。

ひら:うん。

13:36

ひら:子役というもののね。

13:38

ひら:はい。

やたろう:あります。もう、でも子役の時から演技っていう子役もいますけど。

13:42

ひら:そうなんですよ。

やたろう:でも確かにその素を出ちゃってるというか、内側にあるものをこう表に出してしまうものを演技とこうこう絡めて出してきてしまってる子役を見ると、もう化け物にも見えますし、成長が気になるところでもありますよね。

13:54

ひら:そうですよね。

13:55

ひら:はいはいはい。

13:57

ひら:そうなんですよ。

13:58

ひら:でもこれ、スティーブン・スピルバーグが電話したそうですよ。これを見て。

14:03

やたろう:ほう。

ひら:君かい、みたいな。

14:04

ひら:いや、もう、ちょっとお願いしてもいいみたいな。

14:06

やたろう:あ、そうなんですね。オファーが。

ひら:だからもう仕事が、もう既にバンバン今決まってるらしくて。

14:11

やたろう:ハルトに行くんですかね。

ひら:いやあ、でもね、やっぱね、これ本当に、ま、個人的にやっぱ僕も息子が2人いるので、ちょっとやっぱお父さんの目線でも見ちゃうんで。

14:23

ひら:なるほど。

やたろう:はらはらするわけですよ。

ひら:あ、そうなんですね。

やたろう:そうですか。この自分の子供が、って思うと。

11:28

ひら:そうです、そうです。

11:29

ひら:この、結局警察署には1人で行って、後から父親行くよっていうとこまで見ていただきましたけど、その気持ちたるやとか思うし、子供に何かそういうハラハラ感を、思わせてる、とかをもう、なんか耐えきれなくなるんですよ。

11:36

ひら:そうですね。

11:44

ひら:あ、そうなんですね。

11:45

ひら:はい。ただ、

11:46

ひら:その子供の器をもう溢れてしまってであろうことを思うと。

11:50

ひら:そう、そう、そう、そう。

11:51

ひら:この子に何てことをっていうか、どうしてあげよう、みたいな。

11:52

ひら:そうですよね。

11:53

ひら:へえ。

11:54

ひら:でもただなんか、結構そういう目線だけじゃなくて、やっぱさっき言った学校の、ま、ちょっと何か陰湿な、陰湿な、いじめであったり、教師の、ちょっとした無関心さとか、

12:08

ひら:うんうんうん。

12:09

ひら:あと、さっき言ったその、加害者家族をどう扱われていくのかとか、結構ね、社会的な部分もすごいあるんですね。で、なんか、

12:18

ひら:そのワンシーン、ワン、ワンシーンというか、1話ワンカットなだけに、なんかやっぱり、ま、当たり前なんですけど、すごい自分の日常にこう近い感覚で捉えた時に、

12:31

ひら:そう。

12:32

ひら:だからなんか、本当なんかあんまり他の映像作品ではない感覚が結構、得られるんじゃないかなと。

12:38

ひら:あ、そうなんですね。

12:39

ひら:思います、これは。

12:40

ひら:これはもうだから、この緊張感のままずっと行くってことですか?

12:43

ひら:いや、そうなんです。だからある意味、1話見るのしんどいっちゃしんどいかもしれないです。

12:48

ひら:あ、へえ。

12:49

ひら:力、力入れないと。

12:50

ひら:じゃあ連続ではあれってことですね。

12:52

ひら:まあ、でもね、そう、あ、でも全然多分1話ごとに切って行かれるのもいいかなと思いますね。

12:58

ひら:うん、うん。

12:58

ひら:なるほど。

12:59

ひら:うん。

13:00

ひら:噛み砕きながら。

13:01

ひら:噛み砕きながら。いや、なんか面白そうですね。

13:04

ひら:そうですよね。だから、なんだろうな。うん。そういう、親子さんとかでもそうですけど、ま、普通に映像を楽しみたい方にもなんかめっちゃ刺激はあると思います。

13:17

ひら:あと、細かいことで言うと、あの、例えば、結構映像撮る立場になった時に、その場所の移動をどう描くかっていう問題があると思うんですよね。

13:28

ひら:はい。

13:29

ひら:そこの、ドアから出ていって、次にいくっていう時にどうシーンを繋げるかって普通考えるわけですけど、それができないわけじゃないですか。

13:38

ひら:そうですよね。

13:39

ひら:長回しだと。

13:40

ひら:はい。でもそれも、

13:41

ひら:で、だからこっから、え、警察署に行くんですか?

13:44

ひら:そうなんです。警察署に行きます。

13:46

ひら:は、終える距離にあるんですね。

13:48

ひら:で、これがね、見てるとはっとして、超面白かったのが、

13:52

ひら:へえ。

13:53

ひら:要は少年をずっとカメラが、ま、少年、フォローっていうその技術になりますけど、フォローして行って、追いかけてずっとこう撮っていったら、彼の行動しか追えないじゃないですか。

14:06

ひら:うん。

14:07

ひら:だけど警察署では、その尋問というか、調査する人、

14:11

ひら:そうですよね。

14:12

ひら:はい。

14:13

ひら:場所移動、落語が一番得意なその、

14:14

ひら:そうですよね。

14:15

ひら:転換する。

14:16

ひら:飛び越してパンって飛ばすっていうことが全くできないわけですもんね。

14:18

ひら:できないんですよ。

14:19

ひら:でも、例えば身体検査をする役割の人もいるし、

14:22

ひら:うんうん。

14:23

ひら:とか、あと家族が到着しました。で、コーヒー飲んでてっていう人もいる。

14:26

ひら:もうなんか今頭の中でマッピングがすごい、距離があるぞ、とか、すごい。え、この距離どうしよう、って全部思っちゃう。

14:31

ひら:そう。

14:32

ひら:で、これをね、ちょっと行ってしまうと、どう解決してるのかっていうと、

14:36

ひら:はい。

14:37

ひら:これが面白いのが、例えば鑑別所とかその、要は留置所になると、書類を、

14:41

ひら:ああ。

14:42

ひら:渡すじゃないですか、次の人に。

14:43

ひら:なるほどね。

14:44

ひら:その人にずっとフォローしていくんですよ。

14:46

ひら:それが最前線になってるんですね。

14:47

ひら:そうなんです。なんかその解決策を見た時に、うわ、これはすげえと思ったんですよ、なんか。

14:52

ひら:あ、ということは、まあ、なんか、引いて言うと、そういう書類みたいなものとか、その仕事を受け渡すみたいなことが、まあ、その仕事場では、ま、1つの、それを完成させるみたいなミッションになってるじゃないですか。

15:04

ひら:うんうんうん。

15:05

ひら:とかが分かったりとか。

15:06

ひら:人じゃないんですね。

15:07

ひら:そうなんです。

15:08

ひら:そうか、子供だったらずっと黙って座ってる時間がありますもんね。

15:11

ひら:そうなんです。

15:12

ひら:へえ。

15:13

ひら:だからなんか、あ、で内面表現はないってことですよね。

15:15

ひら:内面、あ、そうですね、要はナレーションとか、そういうものはないので、

15:19

ひら:ああ。

15:20

ひら:基本的にやっぱ仕草とか、

15:21

ひら:はい。

15:22

ひら:出てきたセリフで判断するしかない。

15:23

ひら:ことになります。

15:24

ひら:いやあ、すごいなあ。

15:26

ひら:そうなんです。だからなんか、なんかね、その、ただの演出じゃないんですよね。

15:32

ひら:そうなんですよ。

15:33

ひら:その、今のお話聞くとより思いましたけど、なんかその、

15:38

ひら:うん。

15:39

ひら:で、あとまあ、すごいなんか分かりやすい比喩で言うと、加害者とかも、ずっと追われるわけじゃないですか。その視線にさらされるっていうこととかもそうだし、あとやっぱり、もしかしたら俳優に対する効果としては、そういう、3話目で少年が結構覚醒する、演技的に覚醒する感じがあったんですけど、まあ、後から見てそう思ったっていうのがあるんですけど、やっぱりずっと追ってることで、それがなんか、

16:38

ひら:なるほど。

16:39

ひら:作用したんじゃないのかなあ、っていう気もしました。

16:41

ひら:そりゃ、やっぱカットかけてったら一瞬ずつこう、素に戻るというか、

16:45

ひら:うんうんうん。

16:46

ひら:戻りますけど、それが無いわけですからね。

16:47

ひら:そうですよね。

16:48

ひら:ずっとこう、

16:49

ひら:うん。

16:50

ひら:経験する。

16:51

ひら:でも実際やっぱもう当然、何テイクもしたそうです。

16:53

ひら:あ、そうなんですか。

16:54

ひら:これを何テイクもする。

16:56

ひら:何、何十何テイク目が良かったとか、なんかそういう言われて、

16:59

ひら:えげつな。

17:00

ひら:そうなんです。

17:01

ひら:それ何十何時間後ってことですよね。

17:03

ひら:どえらい。

17:04

ひら:どえらいですもんね。

17:05

ひら:なんってことしてるんだと思いますけどね。

17:07

ひら:でも、まあ、そうやってやってんですかね。

17:10

ひら:そうですよね。

17:11

ひら:すごいな。

17:12

ひら:うーん。そして、えっと、なんだっけな、カチンコ今叩くか知らないですけど、

17:17

ひら:あ、はいはい。

17:18

ひら:カチンコもだから1回しか叩かないってことですよね。

17:19

ひら:そうなんですよね。

17:20

ひら:1話に。

17:21

ひら:そうですね。やるとしたら。

17:22

ひら:すごいですよね。

17:23

ひら:なんんでしょうね。

17:24

ひら:うーん。

17:25

ひら:とんでもないなんかこう縛りを設けてますよね。

17:28

ひら:ああ。

17:29

ひら:失敗が見たいですよね。

17:31

ひら:いや、確かに、そう。

17:32

ひら:NG集。

17:32

ひら:そうですよね。

17:33

ひら:ジャッキー・チェンのね、あの、

17:34

ひら:はい。

17:35

ひら:エンドロールで出てくるやつ。

17:36

ひら:見たいですよね。

17:37

ひら:めっちゃ見たいです。

17:38

ひら:でもね、どっかにあったような気がするな。

17:42

ひら:あるんですか。

17:43

ひら:あの、これのさっきのお父さんとか出てる人が語るみたいな番組もNetflixに確か上がってたと思うんですよね。

17:50

ひら:あ、違う、YouTubeかな。うん。でもそれで、で、あのお父さん役の人がプロデューサーかなんかもあの、兼ねてる。

17:57

ひら:あ、そうなんですね。

17:58

ひら:はい。

17:59

ひら:なるほど。

18:00

ひら:そう。だからすごい、いや、でもめちゃくちゃ挑戦したタイトルというか。

18:05

ひら:面白いですね。

18:06

ひら:これはもうぜひ、

18:07

ひら:そういう技術的に挑戦した物ってなんかやっぱり、見たくなる。

18:10

ひら:刺激になりますよね。

18:11

ひら:なりますよね。

18:12

ひら:それで金でや、みたいな。

18:13

ひら:同じ、同じではないんですけど、ある意味こう、視点、主人公の視点だけで撮るっていうやつで言うと、『ハードコア』っていう映画があって。

18:24

ひら:へえ。

18:25

ひら:それはすごかったですよ。なんか、

18:27

ひら:へえ。

18:28

ひら:主人公が、

18:29

ひら:全景が映らない。

18:29

ひら:そういうことです。主人公の、だからもう、あの、なんですか、こう、カメラをここに設置、GoProみたいなのを多分付けて、

18:37

ひら:はい。

18:38

ひら:で、こう必死に走って、しかもなんか突然なんか刺されたりとかもするんですよ。

18:42

ひら:ああ。

18:43

ひら:でもなんかこう、

18:44

ひら:自分の視線で、

18:45

ひら:そうそうそうそう。

18:45

ひら:血が流れて。

18:46

ひら:生きてたりとか。

18:47

ひら:へえ。

18:47

ひら:あれはあれで面白かったんですけど、今回はそのある意味、ゲームで言うと、

18:52

ひら:何視点っていうんですか?そういうのを。

18:54

ひら:えっと、さっきの『ハードコア』みたいな、一人称視点は、ゲームのジャンルとかで言うと、FPS。

19:01

ひら:あああ。

19:02

ひら:ファーストパーソンシューティング。

19:03

ひら:そうか、そうか。

19:03

ひら:ありましたね。はいはい。

19:04

ひら:要は自分視点で打つ。

19:06

ひら:はいはいはいはい。

19:07

ひら:自分が見えないってことですね。

19:08

ひら:はい。

19:09

ひら:で、例えばスーパーマリオとか、なんだろう、ゼルダの伝説とか、ああいうのは、TPSっていうそのサードパーソン、ま、ちょっとマリオとか別にシューティングじゃないけど、ま、視点で言うとサードパーソンになる。

19:15

ひら:うん。

19:21

ひら:誰でもない第三者。

19:23

ひら:ま、普通のゲームとかでいう、映画ってそうですけど、

19:26

ひら:うん。

19:27

ひら:ただ、ずっとは追わないじゃないですか、ゲームみたいに。

19:29

ひら:そうですよね。

19:30

ひら:そう。でもこれはね、追うんですよ。追うし、さっき言ったみたいに、場面転換をそういう書類の受け渡しとかで、

19:42

ひら:うまい。

19:42

ひら:要は映ってる人を変える。

19:44

ひら:うんうん。

19:45

ひら:だからま、監督目線。

19:46

ひら:はい。そうですよね。

19:47

ひら:監督が常にいてて、見るべきところを常に見ているっていう。

19:51

ひら:そうなんですよ。

19:52

ひら:不思議。

19:53

ひら:不思議です。

19:54

ひら:不思議ですね。

19:55

ひら:ちょっと楽しみです。そして第4話がすごい楽しみです。

19:57

ひら:そうなんです。その加害者、それで終われますか、って思いますよね。

20:01

ひら:いや、普通で言ったら、自白しましたとか、

20:05

ひら:はい。

20:06

ひら:そうですね。

20:07

ひら:例えば新犯人が見つかりました。

20:08

ひら:それじゃない、後悔して。

20:09

ひら:はい。

20:10

ひら:次なる事件が、みたいな。

20:12

ひら:そう、次なる事件。

20:13

ひら:そう、そういうなるやろうと思うんですけど、この映画の最後のシーンで、ま、僕はもう、爆泣きしました。

20:23

ひら:え。もうびっくりしました。泣くと思ってなかったです。

20:27

ひら:そうですよね。僕も全然そういうのは想定してないです。

20:28

ひら:あんまり言うと良くないんですけど、でももう耐え切れなかったです。

20:31

ひら:そりゃ息子を思う気持ち。

20:33

ひら:息子を思う気持ちもあるし、あ、このシーンのためもあるかなっていうのはありました。

20:40

ひら:ええ。

20:41

ひら:この映画は。

20:41

ひら:うーん。

20:42

ひら:ちょっと、これは見ないと。

20:44

ひら:そしてこれは映画なんですね。

20:46

ひら:映画じゃないんですよね。ドラマなんですよ。

20:47

ひら:えっと、Netflix映画っていうものです。

20:49

ひら:でもこれはシリーズなのであるですね、一応ドラマの枠には入るんだと思います。

20:54

ひら:はい。

20:55

ひら:へえ。

20:56

ひら:まあでもぜひぜひ皆さん。

20:58

ひら:はい。

20:58

ひら:見ていただければ。

20:59

ひら:見てみます。

20:59

ひら:思います。

21:00

ひら:アドレセンス。

21:01

ひら:はい、Netflixで配信中です。

21:02

ひら:面白いですね。はい。

21:03

ひら:ありがとうございます。

21:04

ひら:ありがとうございます。

21:04

ひら:はい。

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